去る11月16日（月）、幸手市聖福寺様を会所として、第23回六時礼讃会を開催いたしました。当日は晨朝法要（午前9時～）から後夜法要（午後7時～）まで計6回、お檀家様計70人の参詣を頂き、お念仏の声高らかに法要を勤めさせていただきました。
法要におきましてはお申込み頂いた供養札のご回向も併せて勤めさせていただきました。お預かりした浄財は、災害被災地等へ寄付させていただきます。
【聖福寺 今井照明上人感想】
六時礼讃会の会所依頼を受けたときは正直、大変なことを引き受けてしまったな、と思ってしまいました。しかし、法要を一座、一座と務めていくうちに充実した気持ちになりました。ただ、同時に己の未熟さも痛感しました。晨朝法要での私が務めた導師とは違い、先輩方の務める導師は堂々とした姿で、威儀法もしっかりとされていました。非常に勉強になりました。
また、聖福寺のお檀家さんは、毎年お札の申込みだけで、六時礼讃会に参加した方はほとんどいませんでした。今回、たくさんのお檀家の方々に法要に参加いただき、実際に埼浄青会員が務める法要を見てもらえたことを嬉しく思いました。
イスラム国をはじめ、宗教や信仰が間違った悪しき方向へ進んでいる状況を多く目にするようになりました。そうしたなかで、法要に参加した方々から、「素晴らしい法要でした、見にきて良かった」と声をかけてもらい、実際に目の前で見て体感することは本当に大事だなと感じました。これからも、決して大きな規模ではありませんが、六時礼讃会を通し、お念仏の教えによって正しい方向へと導き、多くの方々と共に歩んでいければと思います。
