年回法要とは、49日や百箇日を過ぎた後の、1周忌、3回忌、7回忌、13回忌・・・といった機会に、 極楽往生にいらっしゃる亡き方が悟りを開くよう、こちら側の私たちが「応援」し、私たちを見守り導いて下さることを願うものです。 それでは、どのように「応援」するのかといいますと、私たちが積んだ善い行い(「功徳」)を亡き方に対して「回わし向ける」(「回向」)のです。平たく言うと、「おすそわけ」をするということです。このことを「追善供養」といいます。 もちろん浄土宗の教えでは、心をこめて「南無阿弥陀仏」とお念仏を称えることが最高の功徳であり、追善供養にあたります。