一般的に御布施というと、「檀信徒の人がお坊さんに対して施す金品」とイメージしがちですが、これだけではありません。
お坊さんから檀信徒の人に対して教えを伝えることも御布施(「法施」といいます)です。
また、財物を伴わない7つの布施(「無財の七施」)も説かれます。
これは、眼施(好ましい眼差しを向ける)、和顔施(笑顔を向ける)、愛語施(優しい言葉を向ける)、身施(自分の体で奉仕する)、心施(思いやりを向ける)、
床座施(座席をゆずる)、房舎施(雨風をしのぐ場所を与える)の7つで、私たちが普段の生活で出来る大切な実践です。